2012/10/22
味覚障害と食生活
朝晩が冷え込むようになり、だいぶ秋らしい気温になってきましたね。
紅葉もはじまり、行楽シーズンを楽しむことができる季節です。
柿、ぶどう、なしなどのフルーツ狩りや、山菜、きのこを山に取りにいったりする人もいるのではないでしょうか。
甘い美味しい果物を食べられるのも、「食欲の秋」の醍醐味ですね!
でも、その美味しさを感じられない、何を食べても味がしないという症状が、味覚障害です。
舌にある味蕾の味細胞が、食べ物の味をキャッチして脳に伝え、「甘い」「しょっぱい」「苦い」「すっぱい」「辛い」などの味を感じます。
他の細胞と一緒で年齢とともに味細胞も少なくなり、年を重ねると味に鈍感になると言われています。
私はまだ若いから大丈夫!と思っている人も、要注意!!
インスタント食品や好きなものばかりを食べる偏食などで食生活が崩れると、年齢と関係なく味覚障害になることもあります。
ずばり、原因は「亜鉛不足」!!!
味細胞が生まれ変わるために、亜鉛が必要なのです。
亜鉛を豊富に含む食材は、あさりなどの貝類、昆布やわかめなどの海藻、豆類、緑茶など。
昔から日本人がよく食べていた料理に、よく使われていた食材ですね。
好きなもの、旬のもの、そして美味しい料理を、いつまでも「美味しい♪」と笑顔で食べられるって、とっても幸せなことです。
そんな幸せな生活をずっと続けるためにも、バランスのよい食事を心がけましょうね。
今日は、あさりとワカメのお味噌汁と、昆布と大豆の煮物で、味覚を磨く料理で決定ですね!
