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2008/07/04

特定保健指導の取り組みの現状②

前回の特定保健指導の取り組みの現状の続きです。

 

ドッグの結果から、特定保健指導が必要な対象者を抽出したら、

いよいよ保健指導のはじまりです。

 

まず、初回の面談。

大体所要時間は20~30分ぐらいかかります。

ここで重要なのは、対象者との信頼関係を築くということ。

生活習慣を改善して、減量したり、検査結果を良くすることは大変な努力が必要です。

この管理栄養士さんと一緒に頑張っていこうという気持ちになってもらわなくてはなりません。

まず、お互いに自己紹介。

面談中に意識しなくてはいけないことは、

・話しやすい雰囲気つくり

・共感的な態度をとる

・専門的な言葉を使わない

 

その中で、対象者の生活習慣、健康に関する知識や理解度を把握していきます。

 

情報を収集したら、対象者に「気づき」を促します。

・生活習慣を改善することのメリット、現在の生活を続ける時のデメリット

ここで大切なのは、改善を押し付けるのではなく、あくまで自分で気づかせること

やらされる感が少しでもあると、持続することは難しくなってきます。

 

ここまでの内容で分かるように、栄養指導に必要なスキルは、

対象者の気持ち、考えをどれだけ汲み取り、押し付けるのではなく、対象者自身が自ら改善したいと思うように話ができるかということ。

栄養士と対象者が一緒になって、目標を達成しよう!という気持ちを持つこと。

 

栄養士にはコミュニケーションやコーチングのスキルがとても大切なのです。

 

その後、具体的な改善方法、目標の設定に移っていきます。

この内容はまた次回に書かせて頂きますね!

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